不可能を可能にする

不可能を可能にする

不可能と可能は紙一重

あなたは、中国語を3ヶ月でマスターすることが出来ますか?
誰でも「それは無理です」と答えると思います。

では、あなたに2億円が手渡されたとします。
想像してください、目の前に2億円の札束です。

そして、

「3ヶ月で中国語をマスターしたら、この2億円をさしあげよう」

イタズラ好きの大富豪に、こう言われたとします。
3ヶ月後に中国語のテストが行われ、合格すればそのまま2億円がもらえます。失格なら、2億円は没収です。

さあ、あなたは3ヶ月で中国語をマスター出来るでしょうか?
中国語を3ヶ月でマスター出来るかどうかは不明ですが、ほとんどの人は挑戦すると思います。

なぜならば、「絶対に不可能」とまでは思えないからです。

そして3ヶ月後、テストに失格したとしても、中国語は身についています。
おそらく中国語を必死に勉強したはずなので、ペラペラなのではないでしょうか。

それでは、ここで考えてください。
あなたが、失ったものはなんでしょうか?
2億円でしょうか?
いえいえ、もともと2億円はあなたのお金ではありません。
それでは、時間でしょうか?
それとも、努力でしょうか?
確かに、膨大なエネルギーを中国語のマスターに費やしていることでしょう。
でも、その見返り、つまり結果が中国語の習得なのですから、何も失ってはいないわけです。 テストには合格できなくても、ほぼ、目標は達成されているはずです。

では、再び質問です。
あなたは、中国語を3ヶ月でマスター出来ますか?
中国語をマスターしても2億円はあげませんよ。

と、なると多分、

「中国語を3ヶ月でマスターは出来ます。でも、やりません」

こんな答えになるのではないでしょうか?
目に見える形でメリットが明確化していなければ、なかなか一歩は踏み出せないものです。

ここがポイントです。

「出来るけど、やらない」か、
「出来るから、やる」のか。
これが成功者と普通の人の分かれ目です。

2億円の話は忘れてください。あくまで例ですし、あり得ない話です。

でも、3ヶ月で中国語をマスターしてぺらぺらになることが出来れば、中国人大富豪の集まりに出席して、あなたの商品を紹介できるかもしれません。
その結果、中国という大きなマーケットで商売をして、10億円稼ぐことが出来るかもしれません。
通訳を介さず、自分で話すことが出来るなら会合に連れて行ってくれる、との話だったら、どうでしょう。
ここで、やる人が成功者になる確率の高い人です。

3ヶ月後の会合では中国語が不十分で、うまくいかなかったとしても、きっと再びチャンスが巡ってくるでしょう。
こういう人はいずれチャンスをものにします。

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