思ったことが起こる
考えたことが現実に起こる
「虫の知らせ」というのがあります。
人間の持つ第六感とでもいいましょうか。
通常我々が感じる五感とは違った、科学では説明のつかない、まったく別の6番目の「感覚」です。
脳は使っていない部分が99%あるといいます。天才と言われる人達でも使える脳は3%程度です。
あるいはサバン症候群などのように、脳の通常使っていない部分を使い、数千年分のカレンダーを頭に記憶している人もいます。
脳の使っていない大部分には凄まじい能力が眠っているわけですが、その一部が働く場合が稀にあり、それが第六感なのだと思います。
脳の大部分は本当に眠っているわけではなく、潜在意識という形で身近に存在しています。
私は、そんな脳の不思議な可能性を感じることがあります。
皆さんも一度ならず感じたはずです。
「直感」のようなものです。
「これはダメだな」と思えばダメだし、「これはいける」と思うと良い結果が出ます。
それが年々、顕著になってきました。
自分がやることではなく、他人がやること、つまり自分が影響を与えられないことでさえ分かってしまいます。
ちょっとした予感のようなものです。
そして、他人だけでなく自分にかかわることも、分かるようになってきました。
「このままだと……どうなってしまうのだろう」
「それだけはしたくない……」
「ちょっと想像できないな」
そんな直感が働くと理屈では説明のつかないことが起こり、困ったことにならずに、そこで終ってしまいます。
本当に不思議です。
別に私が止めさせているわけではないのですが、終わってしまうのです。困る前に終わってしまいます。
恐らく脳が、意識下で働いていて情報をくれるのでしょう。
または無意識に、邪魔をしているのかもしれません。
「直感」は大事にすべきです。
ただし、ただの思い込みと直感の違いを明確に判断できなければ意味がありません。
「直感」を感じたら、それが本物であるかどうか自問自答し、考えるべきです。