緊急性と重要性
何が重要なのか
緊急性と重要性をキーに仕事を割り振ってみると、以下の4つに分類できる。
○緊急で重要
○緊急で重要でない
○緊急でなくて重要
○緊急でなくて重要でない
日々の業務をこの4つに分類してみると、分かることがある。
緊急で重要なものは、例えば得意先との打ち合わせなど。
緊急で重要でないものは、例えばクレーム対応など。
緊急でなくて重要なものは、社員の教育など。
緊急でなくて重要でないものは、メールの整理など。
日々の業務では、重要かどうかに関係なく、緊急性の高いものが処理されていく。
仕事は常に増えるものなので、緊急のものを片付けているうちに一日が終わってしまったりする。
その結果、重要なことがどんどん後回しになってしまう。
「時間があったらやる、お金があったらやる、と言っている人間は、時間やお金があってもやらない」
という言葉が示す通り、後回しになったものは手付かずのまま終わることになる。
エメットの法則にあるように、緊急のものは先にやるのが当然だが、重要なものは無理してでもやらなければ、何も始まらない。
営業の一環としてツイッターを始めようと思っていても、忙しいからと手をつけないでいたら、ブームは過ぎ去っていた。
なんてことも多いのではないだろうか。
どんなに忙しくても、重要なことをやっていた企業や個人こそが不景気でも躍進している。
忙しいからこそ、重要事項を優先してやらなければならない。
成功者やお金持ちは、重要なこと、好きなことを優先してやってきた。
その結果、成功を手にしているとさえ言える。