金持ちは寄付をする
寄付をするからお金持ちになる
これも先に与える話ですが、「お金持ちは皆、寄付をしている」という話があります。
そして、彼らはお金持ちになる前から寄付をしているのです。
お金があろうとなかろうと、例えば常に収入の１０％を寄付しています。これはなかなか凡人には難しいと思います。
寄付とはつまり、「先に与える」ということですが、先に与えた結果として、自分が儲かっていく。
お金の流れの中に入れるのです。
お金が流れるとは、お金が「入るけど出る」ということですので、貯めたりしてはいけません。
たくさん儲けてたくさん使う、ということが「お金の流れ」に入るということです。
ただし、「散財しろ」と言っているのではなく「まわりの為にお金を使う」とか、「勉強にお金を使う」という使い方です。
意味のない浪費は、お金に嫌われます。
寄付とお金の流れの因果関係ですが、やはり不明です。出て行ったお金が何倍にもなって戻ってくる。
そんなバカなことが信じられるでしょうか？
「宇宙の法則」としか言いようがありません。でも、お金持ちは皆そうしていて、結果が返ってきているのです。
論理的ではありませんが、お金には「思念のようなもの」があるのではないか、と私は思っています。
人間達が皆、お金に対して強い思い、感情や欲望を持つことで、お金自身にも思念が生まれているような気がするのです。
なぜか、お金は「お金の好きな人」の所に集まります。お金はさみしがり屋だから……なんてことも聞きます。
「お金は私も好きだ」と皆さんおっしゃるでしょうが、本当にお金が好きな人は無駄遣いしません。
お金が本当に好きな人は、お金を手放したくないのです。
でも必要なことには一気にお金を使います。そんな人のことを「お金」達は好きなのかも知れません。
寄付のことに話をもどしますが、自分が寄付していることは誰にも言ってはいけません。
自慢したければ、それでもいいのですが、その結果「ああ、あの人は偉いな」と言われ、優越感を得ることが「見返り」になってしまいますので、それで終わってしまいます。お金は戻ってきません。
誰にも言わず、こつこつと収入を１０％ずつ寄付していると、信じられないほどのリターンが返ってきます。
１０％は大きすぎるので、１％でも２％でもかまいません、まずは始めてみましょう。宇宙の法則が味方になってくれます。
そういう私はいくら寄付しているのか……もちろん内緒です。