情報に埋もれる
情報は正確なものだけ
今は情報過多の時代です。
ものすごい量の情報が飛び交い、あっという間に時代は過ぎ去っていきます。
ついさっきまで有益だった情報も、すぐに無意味になってしまいます。
ほとんどの情報は、新しくなければ利用価値がなくなってしまいます。
私は情報収集のため、主に本を読んでいます。
古典はもちろん、数年前に出版された、やや古い本も多く読みます。
その場合は「時代の流れに打ち勝てる内容の本」を選んでいます。
常に数冊の本をストックしておき、いつでも読める状態にしています。
今読まなくてはいけない本というのもありますので、それはすぐにアマゾンで買って優先的に読みます。
もちろん、情報が古くならないうちに読むためです。
数年前まで、テレビはニュースや特集番組だけを見ていました。
ドラマやバラエティなど、「時間がもったいない」と思っていたからです。
お笑い番組を見たりはしますが、ゲストの会話等は時間稼ぎにか思えず、聞きたくありません。
番組は出来るだけビデオに撮り、CMやどうでもいいシーンは早送りしていました。
最近は仕事をしながら、お笑いの動画や新曲の動画を見たりしています。
必要な部分だけを頭に入れたいからです。仕事と言っても、動画を流すのは単純作業のときに限ります。
集中力が必要な作業では、仕事の邪魔になるだけです。
セミナーのDVDなどは作業しながらだと頭に入りません。じっくり集中して見るべきです。
セミナーの音声など、為になる音声ファイルは運転中に聞くのがベストです。
適度に手足を動かしているので、逆に脳が集中できるようです。
私の場合はバイクに乗りながら聞いています。
音楽の場合、外界の音が聞こえなくなってしまいますが、人の声なら波長が違うので平気です。
まったく危なくありません。
そういった意味では落語も同じなのですが、情報収集と言う意味でセミナーなどの音声ファイルを何度も聞いて勉強しています。
通勤時間等を有効に使えますので、セミナー等の音声ファイルやオーディオブックなどを携帯プレーヤーで聞くことをお勧めします。一度やりだすと癖になります。
最近は不必要な情報が多いのでテレビのニュースも見ません。
テレビで見るのは天気予報だけです。これは、私が「我が家の洗濯物を干す係」だからだし、バイクに乗るからです。
メルマガも質の高いものだけを読むべきです。なんでもかんでも登録して読んでいては身がもちません。
雑誌もテレビに近い媒体ですので、注意が必要です。
現在はパソコンや携帯電話をはじめ、仕事の効率化が最大限に進んでいます。
数十年前の何倍もの仕事量が、簡単に、誰にでもこなせてしまいます。
それなのに労働時間は一向に減らず、残業ばかり。
現代のビジネスマンは心も身体もへとへとに疲れ切っています。
自殺者が毎年3万人以上もあり、精神を病む人、ストレスに苦しむ人などは後を絶ちません。
なぜなのでしょうか?
私は「情報が多すぎる」からだと思います。
テレビでは、不況やリストラをはじめとした雇用不安をあおり、年金問題や少子化問題などで老後の不安をあおっています。
その上、無差別殺人やテロなどが増え続けていますし、逆に大成功を収めて億万長者になった人々が登場し、格差社会が広がっています。
悪い情報が不安を呼び、さらに負のスパイラルを構築していきます。
質の悪い情報はシャットアウトし、正しい判断が出来るよう、心がけましょう。