差別化

差別化

自分だけのアイディア

商売をする際に重要になるのが、他との差別化です。 他と同じことをしていたら、その他大勢の中で埋もれてしまいます。

歯医者さんはかなり前から飽和状態で、潰れてしまうケースが増えましたが、高級志向、つまりインプラントに進んだ歯医者は儲けています。

これも差別化できたからこそ儲けられたのです。そうやって成熟産業は淘汰されていきます。 値段を上げることにより簡単に差別化が出来ますが、他にはない価値を付ける必要があります。

いくら値段が高くても有機栽培の米を買う顧客は存在します。 中国の富裕層は、日本の米や野菜を食べ、天然水を飲んでいるのです。

高級食材に関しては、日本は世界でもトップクラスの技術を持っています。世界に高級食材を売れば儲けられるのです。

プロパンガス屋もガスだけにこだわらず、顧客リストを持っているのだから、オール電化への提案を顧客にしていくなど、他とは違うことをすべきです。

何もしないで手をこまねいていれば、オール電化の飛び込み営業にもっていかれるだけです。 経営者が自分の会社を「エネルギー供給会社」として考えれば、オール電化でも太陽光発電でも燃料電池でも、なんでも売れるはずです。

外国の古い話ですが、車の営業マンと家具の営業マンがそれぞれ、相手の商品を提案するという方法がありました。

車の営業マンは車を売るときに家具の営業マンを紹介して、家具の営業マンは家具を売るときに車の営業マンを紹介するというものです。お互いにマージンをもらえば、効率はかなり良くなります。

電気屋さんは電化製品の設置などで顧客の家に上がることも多いし、色々と相談もされると思います。 居間を見れば、「そろそろリフォーム時期かな」ということも分かるし、アンテナを替える際に屋根の塗装状態も分かります。そこで知り合いのリフォーム業者を紹介できれば、非常にプラスになります。

節税対策と称して企業に保険を売る場合も、社長が税理士と相談することが多いので、 いっそのこと税理士に営業をかけた方が、効率がいい場合もあります。

うまくいけば税理士のクライアントを数十人まとめて手に入れることもできるし、税理士にも喜ばれます。

▲ページトップに戻る

inserted by FC2 system