目標、計画、実行、フォローアップ

目標、計画、実行、フォローアップ

目標、計画、実行、フォローアップ

「何かを成し遂げよう」と思ったときに必要となる要素になるのが、目標、計画、実行、フォローアップです。 「夢」という曖昧な言い方だとはっきりしませんので、「目標」に置き換えると達成しやすくなります。

○目標
○計画
○実行
○フォローアップ

目標とは「英語がうまくなりたい。そのためには2年後にTOEICで800点取るぞ」といったものです。 何を、いつまでに、どの程度、というのを誰でもわかる形にし、明確化します。 ここが曖昧だと後々、達成したのか、していないのか判断できません。

○何を
○いつまでに
○どの程度

計画は、いわば目標達成のための手段です。

「1年以内に2000語の英単語を覚えよう。そのためには毎日5、6個の英単語を覚える必要があるぞ」

これで毎日すべきことが明確化していきます。

実行は、そのまま実行です。ひたすら実行します。もっとも時間のかかる部分であり、努力しなければいけない部分です。

目標に向って実行していくと、様々な壁にぶつかります。 1年後に20キロの減量を達成しようと計画したのに、毎日2キロメートルのランニングでは、月に1キロしか減らなかったとします。 その場合は走る距離を3キロにしたり、食事を減らしたりなどの追加処置をします。これがフォローアップです。

あるいは、1年後の目標を12キロ減にする、という逆の発想もありでしょう。目標自体が無謀なこと、健康を害すること、もあるでしょう。 この場合は、達成出来る内容に修正していきます。

ただ、フォローアップはマイナス要因としてだけでとらえるべきではありません。予定よりも遅れているから別の方法にしたり、もっと頑張ったり、という考えだけなく「英単語を毎日5つ覚えると決めたが、10個はいけるぞ」という場合もあります。その場合は迷わず1日に10個の英単語を覚えるべきです。

実行とフォローアップは常に微調整が必要ですが、かといってバンバン変えないことがポイントです。 結果が出る前に方法を替えてばかりいては、どこに問題があるのか分からなくなってしまいます。

よく「最低何週間は続けるべき」などといいますが、これにはふたつの意味が隠されています。

ひとつは三日坊主に終わらせないため。 続けるのが当たり前の状態に持っていくには、ジャンルにもよりますが、やはり数週間は必要です。 長い間太っていた人が、減量する場合など、生活習慣をがらりと変える必要があるので、慣れるまでの期間がどうしても長くなります。

もうひとつは、期間が短すぎるとその方法が間違っているのかどうか判断がつかないためです。 例えば3日間だけ走って痩せないからといって「ランニングは効果がない」と断定できるわけがありません。 次は縄跳び、チューブ、水泳、と「効果がない方法」を次々に発見するのに無駄な時間を費やすだけになります。

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